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携帯販売正社員の将来は?このまま続けても大丈夫?

2021年3月に申し込みを開始したNTTドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」は、携帯販売関係者に大きな衝撃を与えました。

 

なぜならahamoは、お申込みからサポートまで、すべてをオンラインで受付するプランだったからです。

 

こういったプランの話を聞けば、「もう携帯販売ショップは必要なくなるのではないか」「携帯販売員の正社員として働いていても、本当に大丈夫だろうか」、そんな風に不安になるのも当然のことです。

 

しかし私どもは、携帯販売ショップが簡単になくなるとは、まったく考えていません。なぜなら、オンラインではなく対面販売を必要とする人が、まだまだたくさんいるからです。

 

私たちはもっとポジティブに、携帯販売ショップがある限り、携帯販売員の仕事もなくならないと考えてよいのではないでしょうか。

 

とはいえ、これから携帯販売業が大きく変化していくのは、間違いありません。

 

そこで今回は、携帯販売の将来性と携帯販売員として将来も生き残る方法について、詳しく検証していきたいと思います。

 

携帯販売正社員が実際に働く、携帯ショップの将来はどうなる?

携帯販売正社員が実際に働く、携帯ショップの将来はどうなる?

 

携帯販売業の将来を考えるなら、まずは携帯ショップの現状をしっかりと把握する必要があるでしょう。この章では以下3項目について、詳しく検証していきます。

 

  • ・オンライン販売が主流になりつつある
  • ・格安SIM会社の動向に注意
  • ・シニアを中心に、ショップ対面販売の重要性がアップ

 

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

 

オンライン販売が主流になりつつある

オンライン販売が主流になりつつある

参考:【調査結果】キャリアショップ数は全国8067店舗でほぼ横ばい、メインブランド店舗は減少続く

 

まず結論からいうと、携帯販売にオンライン販売の波が押し寄せているのは、間違いありません。

理由は、大きく4つ考えられます

 

  • 1.「ahamo(アハモ)」のようなオンライン専用プランの出現
  • 2.AI技術の台頭
  • 3.格安SIMの普及
  • 4.コロナウイルスによる外出自粛

 

なかでも注目すべきは、やはり1のオンライン専用プランの影響です。現在、3大キャリアでは、それぞれ以下のオンライン専用プランを設定しています。

 

  • ・NTTドコモ:「ahamo」(アハモ)
  • ・KDDI:「povo」(ポヴォ)
  • ・ソフトバンク:「LINEMO」(ラインモ)

 

LINEMOの正確な契約者数は確認できませんでしたが、ahamoとpovoの2社だけでも200万件近い契約があります。つまり、約200万人の顧客が、すでにオンラインだけで取引をしているわけです。

 

しかし上図の調査結果を見る限り、今のところ、店舗数の減少傾向はそれほど大きくないようです。

 

とはいえ、安心はできません。これからはITでの契約で不自由のない人を中心に、オンラインへ移行する動きが加速するのは避けられないでしょう。実店舗の減少がどう進むか、今後の動きに注目したいところです。

 

格安SIM会社の動向に注意

格安SIM会社の動向に注意

 

参考:2020年3月格安SIMサービスの利用動向調査

 

前述のオンライン専用プランのほかに、格安SIM会社の動向にも注目する必要があります。

 

IT関連専門の調査会社「MMD研究所」によると、「格安SIM」(MVNO※1)をメインで利用しているユーザーは、2020年の段階で20.4%※2もいるそうです。(上図)

 

どうして格安SIMのシェアが増えているのかといえば、単純に料金が安いからです。オンライン専用プランが出る前は、いわばその役目を格安SIMがはたしていました。

 

使い方にもよりますが、携帯料金が大手キャリアの半分から〜1/3などということも、珍しくありません。

 

その低料金の理由として、「実店舗をもたないこと」があげられます。つまり格安SIMのシェアが増えても、私たち販売員が力を発揮できる携帯販売ショップは、まったく増えないのです。

 

また、オンライン専用プランがスタートしている現在でも、格安SIMの需要は衰えていません。格安SIMの契約が増えれば、その分キャリアの契約が減ります。

 

オンライン専用プラン同様に、これからの契約数を、しっかりとチェックしておく必要があるでしょう。

 

※1:MVNOは「仮想移動体通信事業者」の略。大手キャリアの回線を借り、店舗ももたずに営業するため、格安料金を実現

※2:キャリアサブブランド 「Y!mobile」を含む数字。  MVNO単体では14%

 

シニアを中心に、ショップ対面販売の重要性がアップ

 

ここまで少々悲観的な話をしてきましたが、携帯ショップによる対面販売がなくなることは、まずないと断言できます。

 

実際にスマホを操作してみたい人・トラブル時には直接話をしたい人など、対面でのやりとりに価値を感じる人は、常に一定数存在するからです。

 

一方で、ネットでの対応が苦にならない人は、オンラインでの取引に移行していくでしょう。オンライン手続きの簡素化や流通の発達、さらにコロナウイルスの影響を考えれば、これはやむを得ない流れだと思います。

 

これからの店舗販売は、IT知識の少ないシニア層が中心になっていくでしょう。高齢化が進むなか、いかにしてシニア層に満足してもらえるサービスを提供できるか、そこがポイントになるはずです。

 

携帯販売員として将来も生き残る方法とは

 

ここまで、携帯販売を取り巻く環境について、解説してきました。正直厳しい側面もありますが、こういう状況だからこそ自分の価値を高めていけば、携帯販売員として将来も生き残っていけるはずです。

 

この章では、「携帯販売員として将来も生き残る方法」として、以下6点を紹介します。

 

  • 1.まずは正社員として働く
  • 2.「あの人に聞けば大丈夫」といわれる存在を目指そう
  • 3.問い合わせやトラブル対応のスキルを磨いておく
  • 4.事務処理能力の強化
  • 5.コールセンター勤務など、携帯販売員以外の方向性も視野に入れておく
  • 6.販売マネージャーや人材育成など、上級職を目指す

 

それでは、ひとつずつ解説します。

 

1.まずは正社員として働く

 

今後も携帯販売員として活躍していくならば、やはり正社員として働くのが理想です。携帯販売員は、派遣社員や契約社員としての契約が多いので、待遇面に不安を感じながら働く人も少なくないでしょう。

 

もちろん肩書よりも大事なのは実際の待遇であり、しっかりとした待遇ならば、不安もなく落ち着いて業務に集中できるはずです。

 

たとえば弊社スマートスマーツで働く社員は、未経験での中途採用が95%以上を占めています。未経験でもスムーズに業務をおこなえるよう、勤務前・勤務直後・5か月目・半年以降と、4段階で研修を実施。

 

ほかにも、以下のような手厚いサポートを用意しています。

 

  • ・費用負担ゼロで入寮が可能
  • ・日払い・前払い制度
  • ・スーツなど、仕事に必要な備品のレンタル制度
  • ・完全週休二日制
  • ・ほぼ定時での勤務終了

 

ここまでサポートが充実していると、はじめての仕事でも長く続けられそうですよね。

 

2.「あの人に聞けば大丈夫」といわれる存在を目指そう

 

前述のとおり、これからの携帯販売ショップは、携帯の知識が少ないシニア層を中心に動いていきます。

 

またシニア層とは別に、「自分で考えるのが面倒くさいから店員に任せたい」という人も、変わらずショップを利用していくでしょう。

 

そうなると、いかにお客さまから、「それだったら◯◯さんに聞けば大丈夫」といわれる存在になれるかがポイントになってきます。

 

わからないことがあれば、知識の乏しい人にもわかりやすく説明ができる。また、ネットで検索すればすぐにわかることでも、イヤな顔をせずに明るく対応できる。

 

そういったコミュニケーション能力を高めておけば、会社からも絶対に必要な人材として重宝されるでしょう。

 

3.問い合わせやトラブル対応のスキルを磨いておく

 

来店するお客さまから重宝される人材になるには、ぜひ問い合わせやトラブル対応のスキルを磨いておきたいところです。

 

携帯販売も接客業である以上、クレームは避けられません。故障や使用方法などの一般的な問い合わせなら問題ないですが、なかには理不尽なクレームもあります。

 

「スマホを落として画面が割れたけど、無償で交換して」

「急いでいるから先に対応して」など

 

そういうムリな注文に対して、できるだけ気分を壊さないように、かつ毅然と対応するのは誰でもむずかしいものです。繊細な性格の人なら、クレームを受けて、体調に影響が出ることも考えられます。

 

しかし、多くの人が苦手とするクレーム処理を自分の得意分野にしておけば、あなたはもうオンリーワンの存在です。今回具体的な対応方法については触れませんが、弊社ならば、しっかりとした研修でそういった対応も学べます。

 

ぜひトラブルに強い販売員を目指してください。

 

4.事務処理能力の強化

 

携帯販売員は、お客さまにスマホの説明をしながら、どんどんスマホを売り込む。もしかしてあなたは、携帯販売員の仕事にそんなイメージをもっていませんか。

 

これは半分正解で、半分は不正解です。じつはあなたが想像するよりも、携帯販売員はたくさんの事務仕事を担当しています。

 

  • ・通常の契約業務
  • ・住所など個人情報変更手続き
  • ・在庫管理
  • ・発注業務
  • ・広告やPOPなどの企画・作成 など

 

もし管理的な役割になれば、人員管理や売上管理なども増え、実際の販売よりも事務処理のほうが圧倒的に多くなると思います。

 

効率よく事務処理をおこなうためにも、Word / Excelといった定番ソフトだけでなく、スマホ・タブレットの操作も素早くできるようにしておきたいですね。またできれば、簿記などの知識にも精通しておくと、ショップの管理業務においてますます重宝されるでしょう。

 

5.コールセンター勤務など、携帯販売員以外の方向性も視野に入れておく

 

携帯販売員を長く続けると、ほかの仕事で、自分の新しい可能性を試してみたいという気持ちになることがあります。たしかに世の中にはさまざまな仕事がありますから、別な仕事に興味をもつのも、ある意味当然のことかもしれません。

 

しかし実際には、よほどの知識とスキル・実績がなければ、条件のよい会社への転職はむずかしいです。ましてやある程度の年齢になると、現実的に、転職は厳しいと考えてください。

 

じつをいうと、スマートスマーツは「接客販売特化型人材派遣サービス会社」なので、コールセンター業務のような、携帯販売ショップ以外の仕事も取り扱っています。したがって、今の会社を辞めることなく、新しい仕事をおこなうことも可能です。

 

「会社を変えずに仕事内容を変えてみる」そういった転職も、経験を積むという意味では、悪くない考え方だと思います。

 

6.販売マネージャーや人材育成など、上級職を目指す

 

携帯販売員としてこれからも長く働いていくつもりなら、目標は高くもつべきです。一般的な販売員ではなく、ぜひ販売マネージャーや人材育成などの、上級職を目指してください。

 

厳しい言い方になりますが、ただの販売員よりも、やはり会社の中枢に近い上級職に就いたほうがあなたの存在価値は高くなります。

 

そうなれば、当然待遇も上がるでしょうし、なにより自分の仕事に対するやりがいが大きく変わってくるはずです。

 

もちろん、簡単に、責任のある専門職として働けるわけではありません。しかし、携帯販売業界で生き残っていくなら、これほど確実な方法はないでしょう。

 

携帯販売員から、さらに上級の仕事を目指す!

 

ぜひそういう向上心をもって、携帯販売員の仕事を頑張っていただければと思います。

 

まとめ

 

今回は、携帯販売正社員と携帯販売の将来について、詳しく検証してきました。

 

オンライン取引の増加にともない、携帯販売ショップと携帯販売正社員の仕事は、減少していく。正直言って、その流れは止めようがありません。

 

しかし、携帯ショップでの対面販売を望む人は、まだまだいます。携帯販売員として、これからどうやって生き残っていけばいいかは、今回じっくりとお話しさせてもらいました。

 

ぜひ向上心をもち、上を目指して頑張っていきましょう。

ワークスタイル|2021.06.01